キールのシストレ日記
イザナミを使ったシストレ、FXなどで資産運用をしています。
日記を始めて数日が経ちました。
トレードのない土日祝日は、株に関するコラム的なものを書いていこうと思います。
第一線で活躍している人のような考えられた理論ではなく、あくまで素人の思うところなので
「こういう風に考えてるトレーダーもいるのか~。」ぐらいの気持ちで読んでください(^^;)
前置きはこれぐらいにして、第1回目はスリッページについてです。
「これまでの成績」のところで11月に負けた理由で思い当たるところがあると書きました。
これには大きく分けて2つ理由があり、1つは戦略の偏り、もう1つはスリッページだと考えてます。
11月の中旬まで買い戦略は販売戦略のブレイクアウト1種類だけでした。
(今でもブレイクアウトが4つのうち3つ占めてますが、一応は約定位置が違います(^^;))
11月の日経平均は上がったもの、ブレイクアウト戦略では、
高値を更新する→逆指値発動→約定した付近か少し上がその日の高値→反落→含み損
※ただし終値>始値or前日終値なので上昇トレンドにはなっている。
というケースが多々ありました。
そのため日経平均が上昇、買い戦略のはずなのに損が増えていくという不思議な現象が起こりました。
しかしそれにしても被害が大きすぎたので、さらに見ていくとスリッページの大きさが見逃せない点に気付きまし
スリッページというのは逆指値特有のもので、実際に想定していた約定代金からのずれの事を指します。
例えば逆指値1000円以上で成り行き買いとしていたとき、1000円や1001円で成立してくれればいいのですが、大口さんが一気に買った後とかでは1020円や1030円で約定されるというのも結構あります。
もし100株でスリッページなしの約定代金10万円で想定していると、そこから2000円や3000円も多くかかってしまうため、手数料以上に無視できない存在になります。
逆指値を使っている販売戦略では、スリッページを考慮して、スリッページがない場合の約定代金に○○%上乗せをしています。
そのためシストレを始めて最初のころは、スリッページがきちんと考慮されているのだからと販売戦略をそのまま使っていたのですが、実際はそれを遥かに上回るものでした。
次に示すのは11月に約定した取引回数、仕掛け金額、スリッページ金額、スリッページ金額が仕掛け金額に対する割合です。
取引回数・・・86回
仕掛け金額・・・28690100円
スリッページ金額・・・411640円
スリッページ金額の占める割合・・・1.43%
※寄り付きの値段>逆指値が発動する値段のときのものを含めているため、寄り付きの値段<逆指値が発動する値段のみで考えると、数値はもっと良くなります。
最初に断っておきますが、逆指値を使った販売戦略を否定するものではありません。
ロジックを見た時、自分では考えもつかない方法、かと言って複雑すぎない綺麗な組み立て方で、イザナミの本当の意味での使い方を学べました。
イザナミで戦略を組み立てた方なら分かるかと思いますが、他にも色々要素がありますが期待値が1%を越える戦略はかなり優秀です。
しかしこの結果を見ると、それそ帳消しにしてしまうスリッページが発生しています。
そのため1ヶ月という短い期間で結論を出すには早急かもですが、販売戦略をそのまま使ってしまうのは危険です。
ではスリッページ対策は具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
長くなりましたし、次回考えてみましょう。
それでは~。
トレードのない土日祝日は、株に関するコラム的なものを書いていこうと思います。
第一線で活躍している人のような考えられた理論ではなく、あくまで素人の思うところなので
「こういう風に考えてるトレーダーもいるのか~。」ぐらいの気持ちで読んでください(^^;)
前置きはこれぐらいにして、第1回目はスリッページについてです。
「これまでの成績」のところで11月に負けた理由で思い当たるところがあると書きました。
これには大きく分けて2つ理由があり、1つは戦略の偏り、もう1つはスリッページだと考えてます。
11月の中旬まで買い戦略は販売戦略のブレイクアウト1種類だけでした。
(今でもブレイクアウトが4つのうち3つ占めてますが、一応は約定位置が違います(^^;))
11月の日経平均は上がったもの、ブレイクアウト戦略では、
高値を更新する→逆指値発動→約定した付近か少し上がその日の高値→反落→含み損
※ただし終値>始値or前日終値なので上昇トレンドにはなっている。
というケースが多々ありました。
そのため日経平均が上昇、買い戦略のはずなのに損が増えていくという不思議な現象が起こりました。
しかしそれにしても被害が大きすぎたので、さらに見ていくとスリッページの大きさが見逃せない点に気付きまし
スリッページというのは逆指値特有のもので、実際に想定していた約定代金からのずれの事を指します。
例えば逆指値1000円以上で成り行き買いとしていたとき、1000円や1001円で成立してくれればいいのですが、大口さんが一気に買った後とかでは1020円や1030円で約定されるというのも結構あります。
もし100株でスリッページなしの約定代金10万円で想定していると、そこから2000円や3000円も多くかかってしまうため、手数料以上に無視できない存在になります。
逆指値を使っている販売戦略では、スリッページを考慮して、スリッページがない場合の約定代金に○○%上乗せをしています。
そのためシストレを始めて最初のころは、スリッページがきちんと考慮されているのだからと販売戦略をそのまま使っていたのですが、実際はそれを遥かに上回るものでした。
次に示すのは11月に約定した取引回数、仕掛け金額、スリッページ金額、スリッページ金額が仕掛け金額に対する割合です。
取引回数・・・86回
仕掛け金額・・・28690100円
スリッページ金額・・・411640円
スリッページ金額の占める割合・・・1.43%
※寄り付きの値段>逆指値が発動する値段のときのものを含めているため、寄り付きの値段<逆指値が発動する値段のみで考えると、数値はもっと良くなります。
最初に断っておきますが、逆指値を使った販売戦略を否定するものではありません。
ロジックを見た時、自分では考えもつかない方法、かと言って複雑すぎない綺麗な組み立て方で、イザナミの本当の意味での使い方を学べました。
イザナミで戦略を組み立てた方なら分かるかと思いますが、他にも色々要素がありますが期待値が1%を越える戦略はかなり優秀です。
しかしこの結果を見ると、それそ帳消しにしてしまうスリッページが発生しています。
そのため1ヶ月という短い期間で結論を出すには早急かもですが、販売戦略をそのまま使ってしまうのは危険です。
ではスリッページ対策は具体的にどのようにすればいいのでしょうか?
長くなりましたし、次回考えてみましょう。
それでは~。
プロフィール
HN:
キール
性別:
男性
自己紹介:
8年ほど前に会社の持ち株会がきっかけで、株に興味を持つものの、ニュースやファンダメンタルズばかりを考え、何度も痛い目にあう。
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
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年間収支(シストレ)
2024年
合計+3,500,564円
2023年
合計+2,460,030円
2022年
合計+2,996,780円
2021年
合計-481,900円
2020年
合計+4,805,900円
2019年
合計+1,275,600円
2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
2014年
合計+224,078円
2013年
合計-17,243円
合計+3,500,564円
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2020年
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2019年
合計+1,275,600円
2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
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合計+224,078円
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