キールのシストレ日記
イザナミを使ったシストレ、FXなどで資産運用をしています。
2020年のFXのまとめになります。値動きがあったものはグラフを載せ、ないものは結果のみ記します。
・スワップ戦略(±0円)
FXを開始当初から度々行ってきたスワップ戦略ですが、2020年は年間を通して1度もやりませんでした。正確にはできなかったというのが正しいですかね。
3月のコロナショックでは資金が足りませんでしたし、できたとしてもボラティリティが凄すぎてロスカットに対して神経を使わなければいけませんでした。ボラティリティが落ち着きいよいよできるかなと思ったら、世界的に金利が下がってしまったため戦略の旨味が無くなってしまいました。
少なく見積もってもあと数年はこのような状況が続きそうですが、戦略自体は停止しているわけではないので、集計表の1番上の欄に引き続き残しておきます。
・積立1(豪ドル円)(±0円)
こちらもスワップ戦略と同じく利益確定はありません。積立を開始したのが2018年8月ですが、コロナショックまで下げトレンドでした。コロナショックでは59円台になるなど弱い通貨の代表格でしたが、以後は人が変わったかのように上げ続け79円台まで戻しました。
含み損が長らく続いてましたが、現時点では大きめの含み益になってます。そろそろ出口についても考え、満足のいく利益確定をしたいですね。
・積立2(メキシコペソ円)(+200,002円)
メキシコペソ円は、コロナショック前には5円から6円に向けて足場を固めていた最中でしたが、そこから史上最安値の4.8円台を抜け、4.4円台まで急落。現在は5.2円台まで戻していますが、戻りが弱めなのは否めません。
積立1と同時期にスタートした積立2ですが、こちらは積立つつもこまめに利益確定を行っています。それが功を奏しているのか、累計で55万円ほど利益確定をしながらもポジションの含み損は少なめです。また利益確定すると、証拠金維持率のための資金を減らし別の所に充てる事ができ、効率が良いです。
・積立3(米ドル円)(-9,825円)
米ドル円は、コロナショック前までは112円を超え強さを見せてましたがコロナショックで101円台まで急落し節目の100円台も意識されました。そこから急反発し110円台まで戻したのには米ドル円の強さを感じましたが、以後は下値を切り下げ続け103.3円付近で引けています。
積立3は、積立1,2よりかなり少なめの資金でやっているため、損益がゆるやかです。現在は1000通貨貯まるたびに、マネパnano→みんなのFXに移す作業をしているため、時々グラフが大きく動きます。
・CFD(±0円)
ドイツの株価指数のDAXは、コロナショック前は13,700付近でした。そこから一気に8,500を割り込むまで下落しますが、最終的にはショック前の13,700付近で引けています。コロナショック前以上になった日経平均株価やダウ平均株価に比べてしまうと相手が悪いですが、同じ欧州のフランスやイギリスはコロナ前に戻っておらず、それらと比べると優秀です。
DAXに連動しているCFDのドイツ30ですが、6月,11月に追加して3枚になっています。12月のまとめに書きましたが、11月の追加が若干早めだったためロスカットレートが他より高くなっています。当面はロスカットレート下げ、4枚目,5枚目を追加していけたらと思います。
・裁量(-1,917,730円)
これはひどい(;´Д`)(裁量のまとめ以来2度目)
今まで現実から目を背けるため2020年のまとめは見ないようにしていたのですが、ここまでひどかったとは・・・。一応2月末までは利益になっていましたが、そこから一気にマイ転。その後はコツコツドカンを続け、5月末で撤退しています。
その後もちょくちょく参加はしていますが、昔みたいにメインでやる事はないでしょう。こんなに裁量が下手な人間であってもルールを作った大半の戦略では利益を出せています。FXに興味がある人にとってこの損失が後押しになれば幸いです・・・。(裁量のまとめ以来2度目)
・トラリピ(+111,866円)
トラリピは、1月までは普通に運用していたのですがコストの事を考えてマネパnanoの連続予約注文をメインにしてレンジ外をトラリピでカバーする形にシフトしています。
グラフの損益に関わる保有していたポジションは、みんなのFXに移動したのですが、直後にコロナショックでこれらのポジションと連続予約注文で新規に約定したポジションの2つを持つことになり当時は移行タイミングとしては最悪に思えました。結果的には戻してくれたのでラッキーだったかもしれません。
現時点では、CAD/JPYが6000通貨、ZAR/JPYが90000通貨を保有しており、これが手仕舞いできればひとまず終わりになります。
・連続予約注文(+3,202,920円)
トラリピの代わりに2月から参入したのが、マネパnanoでの連続予約注文でした。直後にコロナショックがきていきなり洗礼を受けますが、3月が終わるころにはそれを利益に変えています。以後はコツコツ小さな利益を積み重ね、綺麗な右肩上がりの利益を描いてくれました。
ただ累計損益で見れば上のグラフで違いはないのですが、連続予約注文は含み損と切っては切れぬ関係にあります。実は週ベースで含み損を記録しているので、累計損益から含み損を引いた純損益のグラフを作成してみました。
グラフを見てみると、3月半ばで100万円以上の累計損益を確保していますが、それ以上に-200万円以上の含み損をかかえているため純損益は-100万円超えです。そこからコツコツと含み損を変えていき3月末にトントンになっています。その後は5月中旬ぐらいまで何度かマイ転しそうになりますが、そこから一気に純利益を伸ばし以後は安定したグラフを描いています。
連続予約注文やトラリピといったリピート系の資産形成はダウ理論の上昇トレンドに似ていると思います。ダウ理論の上昇トレンドは、N字型のチャートで、直近安値を割らずに、直近高値を更新していくものです。上昇トレンドは押し目もなく一辺倒に上昇することもありますが、基本は上がったり下がったりしつつも上がっていく様子を示します。
リピート系も同じく最初は含み損が拡大し純損益が悪化します。しばらくすると利益確定が続き純損益が改善します。その後再度含み損が拡大しますが、純利益は前回ほど悪くなっていない事が多いです。そして再度利確のターンになると純利益は前回のピーク時を超えている事が多いです。
あくまで傾向なので必ずしもそうではないですが、この事を頭に入れておくことで運用するにあたって自信の度合いが変わってくると思います。この事を知らずに2月頭から運用すると、3月の純損益-100万円超えで投げてしまう事もあり得ます。しかしこの流れを理解していたので慌てる事はありませんでした(もちろん適切な設定が必要ですが)。もしリピート系注文を検討している方がいたら、上記の流れが参考になればなと思います。
・合計(+1,587,233円)
・2018年~2020年合計(+5,773,770円)
2020年の総括になります。今年一番印象に残ったのは、5月末に裁量から撤退を決めた日です。
2019年は結構な利益を稼いでいて、2020年もその勢いのままいくつもりがやればやるほど負けが続きました。シストレの逆張りのように暴落に巻き込まれた事故なら言い訳ができますが、コツコツドカン続きで相場に手法が合わない感じでした。
撤退を決めた時に思ったのが、DDが100万円ありこれを戻せるだろうか・・・でした。しかしそれから4ヶ月ほどで連続予約注文が中心になりその穴を埋めてくれました。
FXは3年目でまだまだ初心者の部類ですが、シストレで株取引を始めた時からすれば相場には8年近く携わっています。株とFX、商品の特性が違えど似ているところもあります。それはエッジのある行動を繰り返す大切さです。裁量から撤退する直前の自分は、そんな大切な事を忘れていました。
結果を求める事は大切だけど、求めすぎて焦ってはいけない。常に念頭において2021年の相場に向かいたいと思います。
それでは~。
プロフィール
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
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年間収支(シストレ)
合計+3,500,564円
2023年
合計+2,460,030円
2022年
合計+2,996,780円
2021年
合計-481,900円
2020年
合計+4,805,900円
2019年
合計+1,275,600円
2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
2014年
合計+224,078円
2013年
合計-17,243円