キールのシストレ日記
イザナミを使ったシストレ、FXなどで資産運用をしています。
もはや月間収支以外で更新することがレアなブログですが、FXコラムを書いてみようと思います。テーマは自動売買するにはトラリピとマネパ(連続予約注文)のどちらが良いか?です。
自身のFXによる生涯収支はプラスですが、これまでFXを始めて2週間で100万円overの損失や、裁量による度重なる大損切など決して順風満帆とは言い難いものです。そんな中、精神的支柱となってくれたのはトラリピと連続予約注文による自動売買で、含み損を抱える事にはなるものの利益確定を重ねていける安心感は頼りがいがあります。
ここで気になるのは自動売買には複数ありますが、どれを選んだらよいか迷ってしまう人もいるかと思います。そこで今回は、私自身の経験に基づきトラリピと連続予約注文について自身の感想を交えて比較していきます。
※マネパのPFXの口座でも連続予約注文は利用できますが、10000通貨からの発注で自動売買には敷居が高いため以後マネパnanoで話を進めます。
思いついた順に書いたので、項目順に異議があるかもですがあしからず(^^;)ちなみに濃いオレンジ部分は比較して優れている項目になります。また薄いオレンジ部分はもう1方より劣ってはいるものの、個人的には問題ないと感じているところとなります。それでは1つ1つ見ていきましょう。
【通貨数】
これは1注文における最低通貨数になります。マネパnanoで連続予約注文を使う場合100通貨からできるためリスクをより抑える事ができます。ただこれに関してはトラリピの1000通貨ぐらいでちょうど良いのかなと思います。資金量とリスクの取り方次第では100通貨刻みでもありですが、当然リターンも減るのでそこは各々で考える必要がありますね。
【通貨ペア数】
こちらもマネパnanoの方が18ペアと優れています。ただし自動売買は長期的に往来相場になる通貨に仕掛ける事が前提なため、数が多ければ良いというわけではありません。実際にトラリピは13ペアですが、だいたいが自動売買向きの通貨であるためこちらも通貨数同様気になりません。
【スプレッド】
これはマネパnanoの圧勝です。例としてUSD/JPY、EUR/JPY、AUD/USDを見ると、次のようになります。
スプレッドについては人によっては気にしなくて良いといった意見もあります。例えばUSD/JPYで100pipsで利益確定の場合、トラリピのスプレッド3.0は100pipsから見たら誤差にすぎないとの事ですが、個人的には見過ごせないと思います。
というのは、これは利益確定時のお話ですが、スプレッドは新規約定時にも関わる事でもあるからです。低スプレッドなら約定していたけど、広いスプレッドでは刺さらなかったということも考えられます。そうなるとせっかく利益確定ラインに届いても肝心のポジションがないってことが発生しかねません。
ただ前にも書きましたが、広めのスプレッドはトラリピという便利なツールの利用料として考えられるため、一概に高いからダメと考えてはいけないかもしれません。
【スワップポイント】
これもマネパnanoの圧勝ですが、マネパnanoが秀でて優れているかというとそうでもありません。先ほどスプレッドで挙げた3通貨についてスワップポイントでも比較してみました。
※現在、新型コロナウイルスの影響で各国とも利下げし金利差がつきにくい状況のため、利下げ前の年始あたりも載せようとしたのですが、マネパnanoでは今月分しか見つからなかったため今現在のみの比較です。
こうしてみるとプラススワップポイント側はAUD/USDに差はみられるものの同水準です。しかしマイナススワップポイント側はマネパnanoの方が抑えられています。
スプレッドに続いてですが、スワップポイントについては気にしなくてよいと意見がありますが、プラス側はともかくマイナス側については気にした方が良いと思います。
USD/JPYを1000通貨、100pipsで設定していたとします。これを売りポジションで持ち買い戻した場合、当日で新規約定から決済まで完結すれば1000円もらえるのですが、実際は持ってる日数によってマイナススワップポイントが加算されていきます。そのためあまりに長期間持ちすぎると決済時にマイナスになってしまうこともあるわけです。
マネパnanoの場合、1日に-2.6ポイント加算されるためマイナスに転じてしまう日数は1000÷2.6=384.61...より385日後となります。一方でトラリピは1日に-9.9ポイント加算されるため1000÷9.9=101.01...より101日後にはマイ転してしまいます。
ユーザーにできる事は発注の設定も大事ですが、1番はコストを抑える事です。その結果がリターンに直結するためスプレッドと同じく無視できる項目ではないと考えています。
また厳しい言い方をすればマネパnanoの方がマシというだけで、優れているわけではない事を付け加えておきます。業者よってはこのご時世なので、プラススワップポイントは少ないものの、代わりにマイナススワップポイントも少なくしている業者もあります。
自動売買は長期必須のトレードなので業者の収益源にしたいことは分かりますが、少しでもユーザー寄りになってくれたら嬉しいものです。
長くなったので次回以降に。
それでは~。
自身のFXによる生涯収支はプラスですが、これまでFXを始めて2週間で100万円overの損失や、裁量による度重なる大損切など決して順風満帆とは言い難いものです。そんな中、精神的支柱となってくれたのはトラリピと連続予約注文による自動売買で、含み損を抱える事にはなるものの利益確定を重ねていける安心感は頼りがいがあります。
ここで気になるのは自動売買には複数ありますが、どれを選んだらよいか迷ってしまう人もいるかと思います。そこで今回は、私自身の経験に基づきトラリピと連続予約注文について自身の感想を交えて比較していきます。
※マネパのPFXの口座でも連続予約注文は利用できますが、10000通貨からの発注で自動売買には敷居が高いため以後マネパnanoで話を進めます。
思いついた順に書いたので、項目順に異議があるかもですがあしからず(^^;)ちなみに濃いオレンジ部分は比較して優れている項目になります。また薄いオレンジ部分はもう1方より劣ってはいるものの、個人的には問題ないと感じているところとなります。それでは1つ1つ見ていきましょう。
【通貨数】
これは1注文における最低通貨数になります。マネパnanoで連続予約注文を使う場合100通貨からできるためリスクをより抑える事ができます。ただこれに関してはトラリピの1000通貨ぐらいでちょうど良いのかなと思います。資金量とリスクの取り方次第では100通貨刻みでもありですが、当然リターンも減るのでそこは各々で考える必要がありますね。
【通貨ペア数】
こちらもマネパnanoの方が18ペアと優れています。ただし自動売買は長期的に往来相場になる通貨に仕掛ける事が前提なため、数が多ければ良いというわけではありません。実際にトラリピは13ペアですが、だいたいが自動売買向きの通貨であるためこちらも通貨数同様気になりません。
【スプレッド】
これはマネパnanoの圧勝です。例としてUSD/JPY、EUR/JPY、AUD/USDを見ると、次のようになります。
スプレッドについては人によっては気にしなくて良いといった意見もあります。例えばUSD/JPYで100pipsで利益確定の場合、トラリピのスプレッド3.0は100pipsから見たら誤差にすぎないとの事ですが、個人的には見過ごせないと思います。
というのは、これは利益確定時のお話ですが、スプレッドは新規約定時にも関わる事でもあるからです。低スプレッドなら約定していたけど、広いスプレッドでは刺さらなかったということも考えられます。そうなるとせっかく利益確定ラインに届いても肝心のポジションがないってことが発生しかねません。
ただ前にも書きましたが、広めのスプレッドはトラリピという便利なツールの利用料として考えられるため、一概に高いからダメと考えてはいけないかもしれません。
【スワップポイント】
これもマネパnanoの圧勝ですが、マネパnanoが秀でて優れているかというとそうでもありません。先ほどスプレッドで挙げた3通貨についてスワップポイントでも比較してみました。
※現在、新型コロナウイルスの影響で各国とも利下げし金利差がつきにくい状況のため、利下げ前の年始あたりも載せようとしたのですが、マネパnanoでは今月分しか見つからなかったため今現在のみの比較です。
こうしてみるとプラススワップポイント側はAUD/USDに差はみられるものの同水準です。しかしマイナススワップポイント側はマネパnanoの方が抑えられています。
スプレッドに続いてですが、スワップポイントについては気にしなくてよいと意見がありますが、プラス側はともかくマイナス側については気にした方が良いと思います。
USD/JPYを1000通貨、100pipsで設定していたとします。これを売りポジションで持ち買い戻した場合、当日で新規約定から決済まで完結すれば1000円もらえるのですが、実際は持ってる日数によってマイナススワップポイントが加算されていきます。そのためあまりに長期間持ちすぎると決済時にマイナスになってしまうこともあるわけです。
マネパnanoの場合、1日に-2.6ポイント加算されるためマイナスに転じてしまう日数は1000÷2.6=384.61...より385日後となります。一方でトラリピは1日に-9.9ポイント加算されるため1000÷9.9=101.01...より101日後にはマイ転してしまいます。
ユーザーにできる事は発注の設定も大事ですが、1番はコストを抑える事です。その結果がリターンに直結するためスプレッドと同じく無視できる項目ではないと考えています。
また厳しい言い方をすればマネパnanoの方がマシというだけで、優れているわけではない事を付け加えておきます。業者よってはこのご時世なので、プラススワップポイントは少ないものの、代わりにマイナススワップポイントも少なくしている業者もあります。
自動売買は長期必須のトレードなので業者の収益源にしたいことは分かりますが、少しでもユーザー寄りになってくれたら嬉しいものです。
長くなったので次回以降に。
それでは~。
プロフィール
HN:
キール
性別:
男性
自己紹介:
8年ほど前に会社の持ち株会がきっかけで、株に興味を持つものの、ニュースやファンダメンタルズばかりを考え、何度も痛い目にあう。
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
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2024年
合計+3,500,564円
2023年
合計+2,460,030円
2022年
合計+2,996,780円
2021年
合計-481,900円
2020年
合計+4,805,900円
2019年
合計+1,275,600円
2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
2014年
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2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
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合計+224,078円
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