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キールのシストレ日記

イザナミを使ったシストレ、FXなどで資産運用をしています。

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皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近になり多くのシストレブロガーさんが休止されてしまい、仲間が減った感じがして寂しいです。自分は8月は頭に大ヤラレしたものの、少しずつ取り返して見れる感じにはなりました。・・・が別のもので大ポカをやらかしましたので、月末報告を楽しみにしてください(ぇ


さて久々にシストレコラムでも書いてみたいと思います。
毎度のことですが、中の人のスキルは三流なので話半分で聞いておいて下さい(^^;)


1ヶ月ぐらい前からでしょうかKABU+のデータをイザナミに取り込めるようになりました。
KABU+はイザナミ内において、既存のテクニカル分析の検証に加えてファンダメンタルズ分析の要素を加える事ができます。自分も興味があったのでスタンダードを3ヶ月購入しました。使用感について綴ってみようと思うので、少しでも参考になれば幸いです。


・メリット
①ユニークな発想を形にできる
ファンダメンタルズ分析を絡める事ができるため、発想次第では面白い使い方ができます。
大内さんもニコ生でやっていましたが、「事前に好決算の情報を知ってトレードしたならば(つまりインサイダー)」みたいな事もできます(^^;)
それは冗談だとしても、よくシストレで議論になる「決算が絡んでくる銘柄のトレードを行うか否か」などは調べる事ができます。使用者次第では、ユニークな使い方ができると思います。


②中長期トレードをする上での指針になる
一般的にですが、テクニカル分析は短期トレード、ファンダメンタルズ分析は長期トレードに有効です。となると短期トレードになりやすいシステムトレードには向いてないかもしれません。ただトレードを後押しする指針に使えると思います。
証券会社等でスクリーニングを使えば、銘柄を見つける事はできます。
ただそこからどういった動きになるのかは分かりません。
仮に過去に同じ条件に当てはまった銘柄を見つけることができたとしても、値動きを1つ1つ調べるのは結構手間がかかります。そうした時に、イザナミを組み合わせると中長期トレードをする上での根拠として使えます。


ユニークな発想をもつ人、ファンダメンタルズ分析を利用した中長期トレードを視野に入れている人には試す価値ありかもしれません。ただ使ってみてデメリットも感じました。


・デメリット
①データの更新に時間がかかる
これが最大のデメリットかもしれません。

まずデータの更新ですが、手動でデータをコピーするか、コマンドプロンプトで自動でコピーするかになります。初回はデータ数が膨大なのでコピーするだけで数時間かかります。
以後は自動コピーでバックグラウンドで新しいデータだけを補完してくれます。
1つ1つの処理は早いのですが、数が多すぎるため30分ぐらいはかかるかと思います。
そのため、イザナミの毎日の株価データ更新と違い、週1で更新ぐらいな使い方になるかなと思います。(または上級者なら必要なデータだけを更新できれば、処理は早く終わります。)

追記:
KABU+の運営者こもりばんさんよりコメントを頂戴いたしましたので、訂正します。
7/14に新しく銘柄別時系列データを除外した更新プログラムが発表されていました。
試しに使用してみましたが、自分の環境ですと3日分の更新でも2分足らずで終わりました。


②検証に時間がかかる
入手したデータはイザナミの環境データで取り込む形となります。
イザナミは外部データの処理が遅い傾向があります。
(自分は環境データ以外にETF用にインポートデータを使用してますが、
最適分散投資などでは年ごとに読み込むため結構時間がかかるようになりました。)
使用するデータにもよりますが、時間がかかるのには注意してください。


③契約期間が最低3ヶ月
試用期間が1週間あり、いざ契約しようと考えたとします。
プランはスタンダードコースかプロコースになるかと思いますが、契約期間が最低3ヶ月からです。つまりスタンダードコースだと月額1080円×3で3240円、プロコースだと月額3240円×3で9720円かかります。少し使用してみようかなと思っても、結構な費用になってしまうため注意です。


④検証期間が2017年~
イザナミの株価データは2000年1月からありますが、KABU+のデータは2017年1月からです。
そのため今後充実はしていきますが、場合によっては検証が不十分な場合があります。

追記:
2015年、2016年のデータは追加販売しているとの事です。

合同会社ZEROBYTE Gumroad販売ページ

使ってみて感じた所はこんなところでしょうか。
デメリットの方が数が多いものの、人によっては全く気にならないかもしれません。
KABU+が気になってるけど悩んでいるという方がいたら判断材料になればなと思います。

それでは~。

お礼&補足

キール様、はじめまして。
KABU+を運営しているこもりばんと申します。

貴重なレビュー記事、ありがとうございます。


デメリット①「データの更新に時間がかかる」に関して補足させて下さい。

7/14に追加リリースした「銘柄別 時系列データ」がデータ更新に時間が掛かる原因です。

「共有フォルダ 一括同期ツール」の改訂版では「銘柄別 時系列データ」の同期有無を選択できます。
イザナミに取り込む環境データとして「銘柄別 時系列データ」は不要と思われますので、
同期の対象外にして頂ければと思います。
お使いの環境にも依りますが、おそらく数分以内に同期が完了するはずです。


また、デメリット④「検証期間が2017年~」に関しましては、
2015年・2016年のデータは、別途ダウンロード販売の形を取らさせて頂いています。
ご負担をお願いして恐縮ですが、ご了承下さいませ。


利用者の皆様からご意見を頂き、サービスの品質向上に努めて参ります。
今後ともよろしくお願い致します。
by こもりばん 2018/08/23(Thu)10:47:33 編集

Re:お礼&補足

こもりばん様はじめまして。
コメントありがとうございます。

補足説明の件ですが、了解しました。
記事の方に反映しましたのでご確認をお願いいたします。
結果的に一部誤った形で記事にしてしまいご迷惑をおかけしました。

記事中にも書きましたがシストレにファンダメンタルズの概念を持ち込めたのは、衝撃的な事だと思います。
今後もより良いコンテンツの発信を期待しております。
2018/08/23 14:56
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プロフィール

HN:
キール
性別:
男性
自己紹介:
8年ほど前に会社の持ち株会がきっかけで、株に興味を持つものの、ニュースやファンダメンタルズばかりを考え、何度も痛い目にあう。

これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。

そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。

最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。

年間収支(シストレ)

  2023年
   合計+2,460,030円
  2022年
   合計+2,996,780円
  2021年
   合計-481,900円
  2020年
   合計+4,805,900円
  2019年
   合計+1,275,600円
  2018年
   合計+3,070,310円
  2017年
   合計+1,023,200円
  2016年
   合計+648,900円
  2015年
   合計+18,200円
  2014年
   合計+224,078円
  2013年
   合計-17,243円

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