キールのシストレ日記
イザナミを使ったシストレ、FXなどで資産運用をしています。
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前回の続きです。
注意:チャートの株価は1:2の分割後です。文中の株価は当時のもので書いています。
5/14まで7営業日連続でストップ高だった3672オルトプラスですが、翌日15日も寄付きはしたもののそのまますぐにストップ高の16570円に張り付きました。これで8営業日連続です。
その時は「kabuステーション」の銘柄登録リストのボード小を表示し、ソーシャルゲーム関連銘柄を登録していました。小さな板のリストで、同行を把握するのに分かりやすかったからです。3672オルトプラス同様ほとんどの銘柄がストップ高気配になっていました。
この日も値幅は3000円だったので今日も含み益は120万円増しました。
当然嬉しかったですし、何より他のソーシャルゲーム関連銘柄もストップ高に張り付いていたので、翌日以降も含み益が増えるな~とポジティブな事しか考えていませんでした。
しかし終わりは突然迎えます。
銘柄群の1つである3667enishを見てると、あれだけ買い優勢だった板に売りが大量に出てきました。慌てて他の銘柄を見てみると絶対的に買いが優勢ではなくなっていました。もちろん3672オルトプラスもです。
これはまずい!と直感的に感じた自分は200株だけ成行をいれました。しばらくすると16570円で約定しました。残りの200株はしばらく保有して固唾を飲んで見守っていました。しかしこれまでと違ってストップ高になかなか戻ってくれず残り200株も利益確定しました。
この時点で300万円ぐらいの利益確定で大勝利!!!・・・・のはずでした。
完全に欲にとりつかれた自分は、激しく動く板に居てもたってもいられず200株再エントリーします。このやり取りは今でもはっきり覚えていますが、再エントリーしようとした際に母から止められました。それを「まだソーシャルゲーム相場は終わってないから!」と根拠もないのに振り切りました。ただ機会損失をしたくないという思いからの暴走でした。
しばらく見てましたがすぐに損失が拡大。怖くなって撤退した時には-30万円ほどの損切でした。
それでもトータルでも300万円弱のプラスでこの相場を終えたことに高揚感を覚えるかと思いきや、感じたのは恐怖でした。
直近の損切は相場の怖さを知り、息が荒くなっていました。そして冷静を取り戻した自分は「こんないい加減なトレードをやっていたらいつか絶対負ける」と深く反省したのです。
それから少し時間が経ち・・・当時のヤフーファイナンスでは投資の達人というコーナーがやっていました。ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析など様々なプロが株の予想をするコーナーで、当時はちょくちょく見ていました。
そこではイザナミを運営している大内さんや岡野さんが過去の傾向とともに予想を掲載されていました。確率やリスクリターンといった説得力の伴ったシストレに「これしかない!」と感じシステムトレーダーになったわけです。
今回で終わりになります。
それでは~。
注意:チャートの株価は1:2分割後です。文中の株価は当時のもので書いています。
資金量に対して含み損の比率が高すぎ絶望的な状態でしたが、ここから運よく盛り返してくれます。
この時点で含み益になっていたと思いますが、上場当初の価格には戻っておらず引き続きホールドしていました。そしてここからバブルが起こります・・・。
2013年はソーシャルゲームの第二の黎明期でした。
第一の黎明期は2009年ごろで、2432DeNA(モバゲー)や3632グリーの出すゲームがブームになり莫大な利益を稼ぎました。そしてこの頃はオンラインゲームを運営していた3762ガンホーがパズドラを出しました。
説明不要なぐらい大ヒットになったわけですが、それは株式市場でも連日大変な大盛り上がりを見せました。最初は収益性に疑問があったようですが、2013年の第一四半期決算の営業利益が前年同期比で7383.9%ととんでもない数字を出し確信に変わるとこの前後からバブルが起こります。
「第二のガンホーはどれか」という合言葉の元、2138クルーズ、3656KLab、3662エイチーム、3664モブキャスト、3667enish、3668コロプラ、3760ケイブ、3793ドリコムなどソーシャルゲーム関連というだけで連日ストップ高(大幅高)が続きました。
それは3672オルトプラスも同じで、5/2~5/14まで7営業日連続でストップ高になりました。(5/8のみ高値がストップ高タッチ)
初値が4015円をつけ、1ヶ月もしないうちに2786円まで低迷した株価が、さらに1ヶ月後ソーシャルゲーム関連という肩書だけで13570円まで達していました。
普通は株価が上がるにつれて買いたい人が減り、売りたい人が増えるので勢いが弱くなるものですが、チャートの通り直近2本のローソク足は寄らずのストップ高と強さを増しています。
また自分はこの間もホールドし続けていました。特に5/13→5/14の値幅が3000円だったため、たった400株の保有で1日で120万円の含み益が増えるという常軌を逸した事態になっていました。
今でも覚えていますが新社会人の時、1年間頑張って100万円を貯めました。初めて7桁を超えた通帳を見た時、満足感・達成感を感じました。
それが1日、ザラ場の時間でたったの5時間で、1年間積み重ねた以上の額が増えた事を体験した自分もまた冷静ではいられませんでした。
「こんなに強いストップ高なのだから、まだまだ続くのでは?」
そんな思いに馳せながら、今の立ち回りを決定するきっかけになった日、5/15を迎える事になります。
今回はこの辺で。
それでは~。
3672オルトプラスの初値は前評判通り高騰し、2日目の3/15に4015円で値を付けました。そのタイミングで自分は100株購入するとみるみるうちに上昇しストップ高で引けました。
注意:オルトプラスは現在1:2の分割をしています。ここで書いている株価は当時のものです。
翌日もGUスタートで始まり、この時点で+10万円と当時の所持金額からしたらとてつもないリターン率でした。株価チェックを終え仕事に戻ると、リターン率の事が頭をよぎりました。
「こんなに短期間で儲かっているのだから、利益確定した方がいいのでは?」
その思いは次の休憩時間で手仕舞いするという決意になりました。その時の自分は株の怖さを全く分かっていませんでした…。
そして数時間後の次の休憩時間、株価を見てみると信じられない光景が広がってました。あれだけ力強く伸びていた3672オルトプラスの株価がマイ転するだけでなく大幅安で推移してました。
何が起こったのか全く分からず傍観していると、そのまま安値引け。まだ含み益ではあったものの大敗した気分になってました。
「それでもここからまた上昇してくれるはず。」
根拠はありませんでしたが、そう願わずにはいられませんでした。しかし相場は個人の身勝手な願いなど聞き入れてくれるはずもありません。ここから本当の地獄が始まります。
初値がついた3/15から1ヶ月もしない4/10時点、株価は4015円から2768円まで下落しました。その間虎の子の資金でナンピンを繰り返し、この時点で400株と70万円ぐらいの含み損になってました。
その時の自分はというと、顔面蒼白であきらかに仕事への集中力が欠けていました。またヤフーファイナンスの掲示板でポジティブな情報を探しては自分を鼓舞したり、逆にネガディブな情報見つけては落ち込んだりと絵にかいたようなダメトレーダーでした。
損切する勇気もなく、かといってナンピンする資金もない…できる事は相場に向かって祈り続けるだけでした。
今回はこの辺で。
それでは~。
さて今回から何回かにわけて、自分が実際に体験したバブルについて書いてみようと思います。その前に1点お断りがあります。だいぶ昔の話で資料(取引報告書など)の期限が切れており正確ではない部分があります。その点をご了承いただけたらとな思います。
自分が個別株を始めたのは、2011年に入ったあたりでした。会社の方で持ち株会があり既に証券口座を持っていたこと、ゲーム感覚で面白そうといった理由から投資の世界に踏み入れました。
株の入門書を読み、そこで「身近で知っている株を買いましょう」といった文言から、6758ソニーに目を付けました。当時使えるお金は20万円ほどでしたが、100株2500円と手が出せませんでした。
そこから数ヶ月すると2000円台を割り買える金額になり、初めて自分の手で株を購入しました。チャートを見ると歴史的な安値で、「これは良いところで買えたな~」と思っていました。現在は10000円台まで回復しその目論見は間違っていないのですが、その後1500円台でナンピン→800円台で損切りと記念すべき1回目の売買は大失敗に終わっています_(:3 」∠)_
時は流れて2013年、いわゆるアベノミクスが全盛期の年です。周りからは「儲かって儲かってしかたない」だとか「買って下がっても翌日にはプラ転している」だとか歓喜の声が聞こえてきました。
自分もその波に乗りたいところでしたが、何を買えばよいのか分かりません。のちにボーナスステージなんて呼ばれる年ですが、その恩恵にあやかれずにいました。
その頃の自分はというとIPOに手を出し始めます。銘柄の取捨選択をし、当選した株を初値で売れば高確率で儲かる。抽選という関門はあるもののこれなら自分にもできそうということで申し込みをしました。
当時は今よりも参加者が少なかったので、当選確率は高かったと思いますがそれでも全く当選できませんでした。その間にも日経平均はぐんぐん上昇し、その波に全く乗れていない事に焦りを覚えました。
IPOが本格化する3月上場銘柄で初値が期待できそうな銘柄が次々と承認されていきました。3671ソフトマックス、3182オイシックス(現オイシックス・ラ・大地)、3672オルトプラス、2588ウォーターダイレクトです。これらは全部マザーズ銘柄だったことからマザーズ四天王なんて呼ばれていたのを覚えています(^^;)
素人ながらもこれらに当選できれば、大きく儲かることだけは分かりました。ただ抽選結果は全滅…そう上手くはいきません。それでも思った事がありました。それはそんなに初値が高騰するぐらい人気なのなら初値で買っていけばよいのではないかと。
というわけで欲と焦りからセカンダリーに参戦する事になりました。セカンダリーに選んだ銘柄はマザーズ四天王の中でも初値の評価が高く、自分がゲーム好きということからソーシャルゲーム会社の3672オルトプラスを選択しました。
株を買い、これで株上げの流れに乗れると喜びますが、ここから自分のトレーダーとしての方向性決める売買になるとはこの時全く考えていませんでした。
今回はこの辺で。
それでは~。
1/4~1/29終了時点
戦略 | 含み損益 | 今月の収支 | 累計 |
スワップ | ±0円 | ±0円 | -248,306円 |
積立1 | +722,498円 | ±0円 | ±0円 |
積立2 | -36,507円 | ±0円 | +545,804円 |
積立3 | +791円 | +202円 | -8,924円 |
CFD | +36,315円 | ±0円 | ±0円 |
トラリピ | -26,158円 | ±0円 | +846,356円 |
連続予約注文 | -542,406円 | +132,745円 | +3,335,665円 |
その他 | ±0円 | ±0円 | +1,436,122円 |
合計 | +154,433円 | +132,947円 | +5,906,717円 |
積立1の豪ドル円は80円台を回復し、現在はその近辺での攻防になってます。80円は久しいとは思っていたのですが2019年4月ぶりなんですね。現時点でのポジションはこのようになっています。
通貨数・・・114,823
平均約定価格・・・74.2513
為替損益・・・+663,252
累計スワップポイント・・・+59,246
レバレッジ・・・2.84倍
そういえば先月豪ドル円の買いポジションにマイナスのスワップポイントが付与されている事を書きましたが、現在はまたプラスのスワップポイントが付与されています。
積立2のメキシコペソ円は5.3円までいったもののそこから下落し5.1円を割り込みました。現時点でのポジションはこのようになっています。
通貨数・・・243,000
平均約定価格・・・5.313
為替損益・・・-54,814
累計スワップポイント・・・+18,307
レバレッジ・・・3倍
積立3の米ドル円は102円台から徐々に円安方向に進み105円台も視野に入ってきました。最終的には104.7円で引けています。円安を受けて長らくマイナスポジションでしたが、プラ転してますね。現時点でのポジションはこのようになっています。
通貨数・・・5,600
平均約定価格・・・連続予約注文などと一緒のため省略
為替損益・・・+576
累計スワップポイント・・・+215
レバレッジ・・・連続予約注文などと一緒のため不明
CFDのドイツ30は過去最高値を更新したもののその後は下落しました。特に最終週に大きめの下落があり来月以降気になるところです。
連続予約注文は、今月もコツコツと稼いでくれています。含み損も増えてきましたが、円安方向なので気にしてません。個人的な考えですが、瞬間的大きく動く時って円高に進む事の方が多いと思うからです。もちろんこのまま円安に進んでも大丈夫なように備えはしてあります。
また今月からですが、AUD/NZDのペアでも参加する事にしました。当初は連続予約注文でやろうとしたのですが、スプレッド面やスワップポイント面で有利なトラリピを選択しました。(ただしスワップポイント売り0、買い0はキャンペーンのため終了後はどうなるか不明)
スワップポイントといえば最近マネパnanoのマイナスが結構えぐい事になってます…。オーストラリア、ニュージーランドの売りポジションが厳しいですね。スプレッドの縮小を行いましたが、個人的にはこちらをどうにかしてほしいものです。
それでは~。
プロフィール
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
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年間収支(シストレ)
合計+3,500,564円
2023年
合計+2,460,030円
2022年
合計+2,996,780円
2021年
合計-481,900円
2020年
合計+4,805,900円
2019年
合計+1,275,600円
2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
2014年
合計+224,078円
2013年
合計-17,243円