キールのシストレ日記
イザナミを使ったシストレ、FXなどで資産運用をしています。
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戦略 | 今月の収支 | 累計 |
順張り | -22,900円 | -22,900円 |
逆張り | +31,100円 | +31,100円 |
空売り | -263,700円 | -263,700円 |
急落 | ±0円 | ±0円 |
合計 | -255,500円 | -255,500円 |
トレードの方は残念ながらスタートダッシュを決める事ができませんでした。
年初に値がさ株の空売りでやられてしまいそこから一進一退の攻防が続きました。プラ転も見えるところまできましたが、下旬に再度値がさ株にやられてしまいマイナスで終わっています。今月は大ヤラレした2銘柄が全てでしたね。
一方で順張りは上昇相場のわりには約定率が低めでした。逆張りは気を吐いてくれマイナスを軽減してくれています。
ところでシストレを特に空売り戦略を運用していくうえで少々まずい事態になりました。私生活の方ですが転勤があり仕掛けに影響が出てきそうな感じがあります・・・。全く運用できないという感じではないのですが、支障があるのは避けられなさそうです。主戦力のストラテジーなので、活路を見いだせないか探っていきます。
シストレとは関係ないのですが株つながりの話題で。
今アメリカのGMEゲームストップという株が大変なことになっていますね(^^;)
6ヶ月前は4$だった株がファンダメンタルズ面で劇的に改善されたわけではないのに80倍(高値ベースだと100倍以上)になってます。しかもアメリカには値幅制限がないため、低位株でもないにも関わらず前日比で+100%や-50%といったにわかに信じがたい数字が表示されています(^^;)
背景には昨年から増えてきたロビンフッターと呼ばれるスマホアプリで売買を行う個人投資家がコールオプションを活用して空売りをしているヘッジファンドを踏み上げたかららしいです。個人投資家が束になれば機関投資家に勝てるんですね(・_・;)
株を始めて10年近くになりますが、たまに常識とは乖離した相場に遭遇する事があります。(今の世界全体の株価がそうであるような気もしますが(^^;))こういったバブルに乗る事は個人的には乗り気ではありませんが、リスクを考えた上で参加するのならありだと思ってます。成功すればリターンも大きいですしね。
今でこそシストレで淡々と取引してますが、短い裁量時代に私もこういったバブルに参加した事がありました。ゆくゆくその時のお話も書けたらと。
裁量はこのようになりました。
今月の収支 | 累計 | |
裁量 | +97,100円 | +97,100円 |
それでは~。
2020年のFXのまとめになります。値動きがあったものはグラフを載せ、ないものは結果のみ記します。
・スワップ戦略(±0円)
FXを開始当初から度々行ってきたスワップ戦略ですが、2020年は年間を通して1度もやりませんでした。正確にはできなかったというのが正しいですかね。
3月のコロナショックでは資金が足りませんでしたし、できたとしてもボラティリティが凄すぎてロスカットに対して神経を使わなければいけませんでした。ボラティリティが落ち着きいよいよできるかなと思ったら、世界的に金利が下がってしまったため戦略の旨味が無くなってしまいました。
少なく見積もってもあと数年はこのような状況が続きそうですが、戦略自体は停止しているわけではないので、集計表の1番上の欄に引き続き残しておきます。
・積立1(豪ドル円)(±0円)
こちらもスワップ戦略と同じく利益確定はありません。積立を開始したのが2018年8月ですが、コロナショックまで下げトレンドでした。コロナショックでは59円台になるなど弱い通貨の代表格でしたが、以後は人が変わったかのように上げ続け79円台まで戻しました。
含み損が長らく続いてましたが、現時点では大きめの含み益になってます。そろそろ出口についても考え、満足のいく利益確定をしたいですね。
・積立2(メキシコペソ円)(+200,002円)
メキシコペソ円は、コロナショック前には5円から6円に向けて足場を固めていた最中でしたが、そこから史上最安値の4.8円台を抜け、4.4円台まで急落。現在は5.2円台まで戻していますが、戻りが弱めなのは否めません。
積立1と同時期にスタートした積立2ですが、こちらは積立つつもこまめに利益確定を行っています。それが功を奏しているのか、累計で55万円ほど利益確定をしながらもポジションの含み損は少なめです。また利益確定すると、証拠金維持率のための資金を減らし別の所に充てる事ができ、効率が良いです。
・積立3(米ドル円)(-9,825円)
米ドル円は、コロナショック前までは112円を超え強さを見せてましたがコロナショックで101円台まで急落し節目の100円台も意識されました。そこから急反発し110円台まで戻したのには米ドル円の強さを感じましたが、以後は下値を切り下げ続け103.3円付近で引けています。
積立3は、積立1,2よりかなり少なめの資金でやっているため、損益がゆるやかです。現在は1000通貨貯まるたびに、マネパnano→みんなのFXに移す作業をしているため、時々グラフが大きく動きます。
・CFD(±0円)
ドイツの株価指数のDAXは、コロナショック前は13,700付近でした。そこから一気に8,500を割り込むまで下落しますが、最終的にはショック前の13,700付近で引けています。コロナショック前以上になった日経平均株価やダウ平均株価に比べてしまうと相手が悪いですが、同じ欧州のフランスやイギリスはコロナ前に戻っておらず、それらと比べると優秀です。
DAXに連動しているCFDのドイツ30ですが、6月,11月に追加して3枚になっています。12月のまとめに書きましたが、11月の追加が若干早めだったためロスカットレートが他より高くなっています。当面はロスカットレート下げ、4枚目,5枚目を追加していけたらと思います。
・裁量(-1,917,730円)
これはひどい(;´Д`)(裁量のまとめ以来2度目)
今まで現実から目を背けるため2020年のまとめは見ないようにしていたのですが、ここまでひどかったとは・・・。一応2月末までは利益になっていましたが、そこから一気にマイ転。その後はコツコツドカンを続け、5月末で撤退しています。
その後もちょくちょく参加はしていますが、昔みたいにメインでやる事はないでしょう。こんなに裁量が下手な人間であってもルールを作った大半の戦略では利益を出せています。FXに興味がある人にとってこの損失が後押しになれば幸いです・・・。(裁量のまとめ以来2度目)
・トラリピ(+111,866円)
トラリピは、1月までは普通に運用していたのですがコストの事を考えてマネパnanoの連続予約注文をメインにしてレンジ外をトラリピでカバーする形にシフトしています。
グラフの損益に関わる保有していたポジションは、みんなのFXに移動したのですが、直後にコロナショックでこれらのポジションと連続予約注文で新規に約定したポジションの2つを持つことになり当時は移行タイミングとしては最悪に思えました。結果的には戻してくれたのでラッキーだったかもしれません。
現時点では、CAD/JPYが6000通貨、ZAR/JPYが90000通貨を保有しており、これが手仕舞いできればひとまず終わりになります。
・連続予約注文(+3,202,920円)
トラリピの代わりに2月から参入したのが、マネパnanoでの連続予約注文でした。直後にコロナショックがきていきなり洗礼を受けますが、3月が終わるころにはそれを利益に変えています。以後はコツコツ小さな利益を積み重ね、綺麗な右肩上がりの利益を描いてくれました。
ただ累計損益で見れば上のグラフで違いはないのですが、連続予約注文は含み損と切っては切れぬ関係にあります。実は週ベースで含み損を記録しているので、累計損益から含み損を引いた純損益のグラフを作成してみました。
グラフを見てみると、3月半ばで100万円以上の累計損益を確保していますが、それ以上に-200万円以上の含み損をかかえているため純損益は-100万円超えです。そこからコツコツと含み損を変えていき3月末にトントンになっています。その後は5月中旬ぐらいまで何度かマイ転しそうになりますが、そこから一気に純利益を伸ばし以後は安定したグラフを描いています。
連続予約注文やトラリピといったリピート系の資産形成はダウ理論の上昇トレンドに似ていると思います。ダウ理論の上昇トレンドは、N字型のチャートで、直近安値を割らずに、直近高値を更新していくものです。上昇トレンドは押し目もなく一辺倒に上昇することもありますが、基本は上がったり下がったりしつつも上がっていく様子を示します。
リピート系も同じく最初は含み損が拡大し純損益が悪化します。しばらくすると利益確定が続き純損益が改善します。その後再度含み損が拡大しますが、純利益は前回ほど悪くなっていない事が多いです。そして再度利確のターンになると純利益は前回のピーク時を超えている事が多いです。
あくまで傾向なので必ずしもそうではないですが、この事を頭に入れておくことで運用するにあたって自信の度合いが変わってくると思います。この事を知らずに2月頭から運用すると、3月の純損益-100万円超えで投げてしまう事もあり得ます。しかしこの流れを理解していたので慌てる事はありませんでした(もちろん適切な設定が必要ですが)。もしリピート系注文を検討している方がいたら、上記の流れが参考になればなと思います。
・合計(+1,587,233円)
・2018年~2020年合計(+5,773,770円)
2020年の総括になります。今年一番印象に残ったのは、5月末に裁量から撤退を決めた日です。
2019年は結構な利益を稼いでいて、2020年もその勢いのままいくつもりがやればやるほど負けが続きました。シストレの逆張りのように暴落に巻き込まれた事故なら言い訳ができますが、コツコツドカン続きで相場に手法が合わない感じでした。
撤退を決めた時に思ったのが、DDが100万円ありこれを戻せるだろうか・・・でした。しかしそれから4ヶ月ほどで連続予約注文が中心になりその穴を埋めてくれました。
FXは3年目でまだまだ初心者の部類ですが、シストレで株取引を始めた時からすれば相場には8年近く携わっています。株とFX、商品の特性が違えど似ているところもあります。それはエッジのある行動を繰り返す大切さです。裁量から撤退する直前の自分は、そんな大切な事を忘れていました。
結果を求める事は大切だけど、求めすぎて焦ってはいけない。常に念頭において2021年の相場に向かいたいと思います。
それでは~。
11/30~12/31終了時点
戦略 | 含み損益 | 今月の収支 | 累計 |
スワップ | ±0円 | ±0円 | -248,306円 |
積立1 | +666,521円 | ±0円 | ±0円 |
積立2 | -12,929円 | ±0円 | +545,804円 |
積立3 | -7,326円 | ±0円 | -9,126円 |
CFD | +45,232円 | ±0円 | ±0円 |
トラリピ | -21,968円 | ±0円 | +846,356円 |
連続予約注文 | -424,861円 | +115,283円 | +3,202,920円 |
その他 | ±0円 | ±0円 | +1,436,122円 |
合計 | +244,669円 | +115,283円 | +5,773,770円 |
積立1の豪ドル円は74円~77円付近にいましたが、ここにきて直近高値を更新し79.5円で引けています。現時点でのポジションはこのようになっています。
通貨数・・・114,823
平均約定価格・・・74.2513
為替損益・・・+608,022
累計スワップポイント・・・+58,499
レバレッジ・・・2.84倍(来月分入金済)
ここにきて予想外だったのが、いつの間にかSBIFXトレードのAUD/JPYのスワップポイントがマイナスになってました。月半ばで覗いてみたら累計スワップポイントが減っていたので、決済したっけな~としばらく考えてしまいました(^^;)そろそろ出口についても考えておくべきですかね。
積立2のメキシコペソ円は、円安の流れに乗りそうでしたが跳ね返される形になり5.2円付近で引けています。現時点でのポジションはこのようになっています。
通貨数・・・167,000
平均約定価格・・・5.361
為替損益・・・-27,381
累計スワップポイント・・・+14,452
レバレッジ・・・2.6倍(来月分入金済)
積立3の米ドル円は、他のクロス円通貨とは違い円高方向に進み、103.3円付近で引けています。現時点でのポジションはこのようになっています。
通貨数・・・5,400
平均約定価格・・・連続予約注文などと一緒のため省略
為替損益・・・-7,178
累計スワップポイント・・・+148
レバレッジ・・・連続予約注文などと一緒のため不明
CFDのドイツ30は1枚追加しました。これで現時点で3枚保有しています。ただし追加するには資金的には早かったようで、ロスカットレートが他のポジションに比べて高めになってしまってます。来月以降の入金で先2枚のポジションと足並みを揃えていきます。
連続予約注文は、今月はおとなしめの相場だったため利益確定は少なめです。先月のNZD/USDに引き続きAUD/USDもマネパnanoのレンジを抜けて、トラリピの方に移っています。こちらも時間が取れるときに設定しなおそうと思います。
それでは~。
2020年の収支はシストレについてまとめましたが、続いて裁量のまとめです。
・裁量(-1,448,600円)
これはひどい(;´Д`)
コロナショックを喰らったならまだしも、何をどうすればそんなに負けるのかってぐらい負けてます。不運な事もありましたが、12月下旬の取引みたいに余計なものもありました。企業でいうところの貸借対照表の負債では残りますが、損益計算書の費用はこのまとめでリセットされるので、心機一転頑張りたいと思います。
ただ裏を返せばこんなに裁量が下手な人間であってもシストレでは利益を出せています。シストレに興味がある人にとってこの損失が後押しになれば幸いです・・・。
・IPOなど(+2,099,200円)
IPOもコロナショック時には煽りを受けていました。普通なら初値上昇が期待できる銘柄の度重なる公募割れや、10社以上の上場取消と間違いなく相場が壊れてしまっていました。まさか同年でこんなに回復するとは夢にも思いませんでしたが、再びIPOを楽しめるようになったのは素直に喜びたいところです。
一昨年の4434サーバーワークスの方ようなS級銘柄を手に入れる事はできませんでしたが、IPOチャレンジポイントを使い4930グラフィコを手に入れることができました。どうやらポイント効率的では2020年の上場銘柄の中でトップクラスだったようで、悩みに悩みぬいた甲斐がありましたね(^^♪
来年はIPOチャレンジポイントによる確実な当選もなければ、これまでお世話になってきた大和証券のチャンス回数10回も3月で終わってしまいます。より当選が厳しくなりますが、引き続き申し込んでいきたいと思います。
・株主優待(+546,200円)
株主優待の手法自体はコロナに影響なさそうな感じですが、大きく分けて2つありました。
1つは、3月末日の優待取りが資金ショートでできない可能性があったことです。3月頭から続いた株、為替の乱高下ですが春分の日付近になっても収まる様子がありませんでした。株主優待は優先順位は高いものの、最優先事項であるシストレの仕掛け資金の確保、FXの証拠金維持率の確保に比べたら後回しになります。幸いギリギリ優待取得には間に合ったもののハラハラする展開でした。
もう1つは、優待の廃止・変更する企業が増えたことです。コロナショックは多くの企業に大打撃を与え、株主優待を見直す企業も少なくありませんでした。それでも実施してくれる企業は多数あり、ありがたく思います。
さて毎年恒例(?)のやらかしコーナーですが大漁です(^^;)システムトレードの12月のまとめで空売りのやらかしがまだあるとほのめかしましたが、実は優待の事でした。時系列を簡単に整理しておくと、
①24日:裁量で6635大日光エンジニアリングを1日信用で空売り、持ち越す。
②25日:①が強制決済になり-55万円。
③25日:空売りで9610ウィルソン・ラーニングワールドワイドを仕掛け担がれ、もう1銘柄と合わせて-35万円。
④28日:12月末日の権利付最終日でクロス取引。
⑤29日:逆日歩が発表され・・・
それでは、12月優待銘柄のみでやらかしたものを見ていきましょう。順位は(優待価値-取得費用(手数料・逆日歩))のマイナスが大きいもので並べています。
同第6位:4245ダイキアクシス(-2,800円)
(42,800円で40,000円の優待ポイント(一部、一般信用を含))
6位でこれですからね!?優待価値との差額だけなら-2,800円ですが、優待ポイントを1ポイント=1円で計算しているため、実際的な価値はもっと悪化するのは言うまでもありません・・・。
同第6位:7833アイフィスジャパン(-2,800円)
(3,300円でクオカード500円)
4245ダイキアクシスと同じく-2,800円ですが、優待価値が低い分費用のインパクトがあります。今回の不足数ほどではないにしろ、過去不足していても逆日歩がつかなかったのを過信し過ぎました。
第5位:3197すかいらーくHD(-13,400円)
(30,400円で17,000円の食事券)
すかいらーくHDは今回から優待を半減しています。株の不足数も前回と同じぐらいだったので、同程度の逆日歩を予想してましたが、軽く超えてきました・・・。
第4位:4392FIG(-16,100円)
(20,100円で4,000円の大分県産の商品)
同第6位にランクインした7833アイフィスジャパンと同じく昨年は大丈夫だったからと過信した結果がこれです。低位株でも1000株集まると破壊力があります。
第3位:8165千趣会(-35,100円)
(40,100円で5,000円のお買物券)
3位になるとさらに損失が跳ね上がります。千趣会は6月の時にもやらかしており、(12,100円で5000円のお買物券)2度目となりました。これまで12月はつかなかったんですけどね・・・。
第2位:2982ADワークスグループ(-40,200円)
(60,200円で20,000円の優待ポイント)
惜しくも?栄光を逃したのは2982ADワークスグループでした。こちらは6月に無傷で取れたことからためらいなくゴーサインを出したところ返り討ちに遭いました。圧倒的な買い長など安全の担保がない限りは5,000株で特攻するのは無謀ですよね・・・。
第1位:3673ブロードリーフ(-44,300円)
(64,300円で20,000円のギフト券)
栄えある?1位に輝いたのはみんな大好き3673ブロードリーフでした。元々12月優待銘柄の中で高還元で人気の銘柄でしたが、これまでは傍から見ているだけでした。毎年100万株以上の株不足にはなるものの、ほどほどの逆日歩が付く程度でした。良い意味で安定している銘柄だったため今年初参戦した結果、今回に限って高額逆日歩が付いて負けるというひどい結末が待っていました・・・。
といった具合に、笑えない逆日歩が7銘柄もあったわけですが、24日から続いた空売り地獄が29日の優待の逆日歩発表をもってようやく一段落を迎えます。(ひょっとしたら年明けも続くかもですが(^^;))
こんなに喰らってましたが、意外にも年間通してだと結構プラスになっていて、集計した中で1番驚きました。2021年はより見極めをしっかりして前年の成績を超えたいですね。
さて毎年の裁量のまとめではここで〆なのですが、実は2020年から始めたものがあります。それは米国株投資と高配当株投資です。
これまで株を始めて10年近くになりますが、ほとんどが短期売買で本来の投資をした事があまりありませんでした。幸運にも短期売買では利益を上げ続けられていますが、今後も上手くいくとは限りません。そこで時間軸の違うキャッシュやフローの柱増やしたいと考え、上記の投資を始めました。
両方とも7,8月ぐらいから始めて今のところ含み益と少しの配当金を頂いています。ゆくゆくはFXの方で以前掲げた裁量とストラテジーの互助関係をこちらでも構築できたらと考えてます。シストレで利益を出したらそれを米国株投資や高配当株投資に充て、それらが作る資産や配当金が安心感を生み出したり、短期的な急落時の資金ショートをカバーしたりなどです。まだまだ始めたてで軌道に乗せている途中ですが、ゆくゆくは大きな柱になってくれたらと思います。
それでは~。
2008年のリーマンショックの暴落は、今も相場参加者に教訓として語り継がれています。今年の暴落もそれに匹敵するぐらいのものがありました。それだけにとどまらずその後も、3ヶ月で暴落前まで回復。さらに年末にかけても株価が上昇し、アメリカの主要指数は史上最高値を更新、日経平均も31年ぶりの高値更新と暴落以上に大変な事になっています。
2021年は大規模な金融緩和が続き更に株価が躍進するのか、はたまた実体経済との乖離を埋めるため急落が来るのか、どちらもありそうですがシストレはその時のトレンドを簡単に見るぐらいで淡々と進めるのみです。
それでは各戦略について振り返りたいと思います。
・順張り(+159,500円)
順張りは、数字だけを見れば年間通してプラス収支となりました。
ただ上のグラフを見ると手放しで喜んでいいものではありませんよね・・・。下半期の相場は良かったにもかかわらずトントンどころか損を重ねてしまっているのはいただけないです。来年も運用していきますが、てこ入れも考える必要がありそうです。
・逆張り(-118,800円)
逆張りは、数字だけを見れば年間通してマイナス収支となりました。
ですが、順張りと異なりコロナショック以降の上昇相場の波には乗れているんですよね。順張りは試合に勝って勝負に負けた感じで悔しいのに対し、逆張りは試合には負けたのに勝負には勝った感じがして満足感があるのは不思議なものです(^^;)
コロナショックの暴落を事故とみて年間収支マイナスでもよしとするか、上手くさばけていないことで否とするかは人によって評価が分かれそうですが、自分は前者の考えを推し、こちらも引き続き運用していきます。
・空売り(+2,688,300円)
空売りは、年間を通して安定して稼いでくれました。
グラフも右肩上がりで、収益も全戦略中トップと完全無欠のように思えますが、いくつか大きな弱点あります。
まず、12月の収支まとめで書いたようにエントリー後に担がれ、場合によってはこれまでの収益を吹っ飛ばす危険性があることです。相場格言で「買いは家まで、売りは命まで」なんてものがありますが、本当に稀ですがその危険性と常に隣り合わせであるのは間違いないです。
次に、ミスが発生しやすい所です。毎月の収支まとめを見ている方で気づいている方がいるかもしれませんが、裁量の収支欄でシストレのミスを計上していると思います。実はほとんどが空売り戦略によるものです。うっかりな部分もありますが、戦略の性質上発生してしまうのは仕方のない部分です。
またミスではないですが、裁量では空売り戦略の値幅上限を超えた部分を仕掛けています。期待値は高いのですが、今年は全く振るいませんでした。
ミスと値幅上限以上の仕掛けに該当する裁量を、空売りの成績に合算させると次のようになります。
・空売り+裁量(空売り該当部分)(+1,273,000円)
かなり大雑把な集計のため参考程度ですが、大幅なプラスは確保しているものの先ほどのグラフと印象が変わっています。ミスはともかく、値幅上限外の仕掛けは良い方向に転がれば、オリジナルより右肩上がりグラフを描くこともありますが、こういう結果にもなることを忘れてはいけません。
とはいうもののこれだけやらかしても、大きな利益を確保しているとも言えるわけですから勿論来年も運用していきます(^^♪
・急落(+2,076,900円)
逆張りが災害から身を護る家のような存在ならば、急落は地下シェルターのようなものです。言わば最終防衛ラインなわけですが、3月のコロナショックではあっさり突破されることになりました。
3/12には+160万円ほどだったのに、11日後の3/23には-150万円になってます。更にその3日後の3/26には+207万円になりジェットコースターの収支が伝わってくると思います(^^;)今でこそ冷静に振り返れますが、当時は最終的には勝ったもののかなり精神的に削られたのを覚えています。
3月の日記でも書きましたが、若干ですがシグナル数を減らして来年に臨みます。
余談ですが、運命共同体である逆張りと合わせると次のグラフになります。
・逆張り+急落(+1,958,100円)
逆張りがマイナス収支のため、急落単体より収支は悪化しますが、平穏時は逆張りがコツコツ稼ぎ、緊急時には急落がガツンと稼いでいくグラフは良いコンビだと思いますし、逆張りの評価は可で良いのかなと思います。
・合計(+4,805,900円)
・2016年~2020年合計(+10,823,900円)
5年間の合計収支は+1000万を突破していました!!
節目の数字を超えたからってボーナスがあるわけではないですが、やっぱり嬉しいですよね(^^♪
思えばイザナミを購入してすぐの頃、10数年の検証結果で良い成績の戦略ができあがると興奮したのを覚えています。これを運用していけばお金が爆発的に増えると思ったからですが、一筋縄ではいかない事も分かっていました。
この検証結果はあくまで過去の結果に過ぎず、カーブフィッティングやスリッページ、マーケットインパクトや外部環境の変化など様々な不確定要素があり半信半疑な部分もありました。しかしシストレを始めて7年以上経ちますが、紆余曲折ありながらも決して絵に描いた餅ではなかったた事を自分の手で経験できた事は、当時の自分に教えてあげたいものです。
最後に全戦略を合算した2000年からの検証結果のグラフを載せます。
戦略ごとに手数料が異なるため、実際のものとは完全に一致しない点はご容赦ください。長期間のグラフを見ると、当時は奈落の底のように思えたDDも大部分が若干の凹みにしか見えなくなります。明けない夜はないというわけですね。
しかし一か所だけ回復はしているものの、存在感がある凹みが見つけられます。再三書いてきた2020年3月のコロナショックです。それだけ今年は異質な相場でした。それをリアルタイムで体験できたことは、今後のトレードにも活きてくると思います。
近年、平穏な相場と急変動の相場が1年ごとに来てますが、来年もその法則に倣って平穏な相場で息をつきたいものです(^^;)
皆さん良いお年を!
それでは~。
プロフィール
これではいけないとテクニカル分析を勉強し、一定の成果をあげるもサラリーマンという縛りの中、条件にあった銘柄を探すこと、常に保有株を監視しなければいけないことに大変さを覚える。
そんな自分がシステムトレードソフト『イザナミ』に出会い、システムトレーダーとしての記録をまとめてます。
最近は、FXにも参入し、積極的な資産運用に取り組んでます。
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年間収支(シストレ)
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2023年
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合計-481,900円
2020年
合計+4,805,900円
2019年
合計+1,275,600円
2018年
合計+3,070,310円
2017年
合計+1,023,200円
2016年
合計+648,900円
2015年
合計+18,200円
2014年
合計+224,078円
2013年
合計-17,243円